【報告】町教育委員会へ訪問してきました。

(2025年4月25日 16:30~/文化センター)

このたび、文化センターにて南小PTAの現状と今後の方向性について、教育長ならびに教育委員会の皆さまにお話をさせていただきました。

まずはじめに、昨年度、南小PTAでは活動の見直しに取り組みましたが、その過程で一部に「PTAの仕事が大変だから解散したいらしい」「子どもたちのために活動したくないらしい」といった誤った情報が広がってしまいました。

しかし、実際にはまったく逆で、「もっと子どもたちのために、今の時代に合った関わり方ができる団体にしたい」という、前向きな思いから始まった取り組みです。

保護者一人ひとりのご家庭の事情やお仕事の状況に合わせ、無理なく関われる体制をつくりたい。そして、これまでのような“やらなければいけない”という空気ではなく、

「できる人が、できるときに、できることを」

そんな、あたたかくて柔軟な関わり方で、子どもたちの学校生活を少しでも豊かにし、先生方の日々のご尽力にも寄り添えるような団体を目指しています。

現状のPTA活動には、まだ課題も多くあります。たとえば、会議や行事のために、子どもを家に置いて出かけなければならなかったり、わが子が参加しない行事にも強制的に関わらなければならなかったりといった負担が保護者にかかっています。家庭の事情によっては、役を引き受けることがきっかけで家族間に不和が生じてしまうケースもあります。

結果として、毎日子どものために頑張っているお母さんや、仕事で奮闘しているお父さんが、子どもたちの前で悲しい顔や怒った顔を見せてしまう――そんな状況が生まれてしまうこともあるのです。

昨年度のPTA改革は、こうした現実を少しでも改善し、これから児童数の減少が進んでいく中でも、「大人も子どもも笑顔で関われる団体へと変えていきたい」という強い思いから始まりました。

このような思いを、教育長や教育委員会の皆さまに直接お伝えする機会をいただき、大変ありがたく感じております。これからも、子どもたちの未来のために、保護者や地域の皆さんとともに歩んでいける団体を目指してまいります。

令和七年度 下諏訪南小学校PTA会長